著作権法入門〔第3版〕の書評・レビュー

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薄く良質の入門書

Rated 5 out of 5
2020年8月24日

本書は司法試験にも最適な質量(判例百選と問題集があればそれで足りる)の入門書である。趣旨,具体例をセットで学べ,著作権法を知らない初学者の実務家にも最適な本であると考えている。
実務家であれば中山著作権法もお勧めでき,他の基本書(高林)もお勧めはできるが,本書の良いところはとにかく薄い点にある。また可能な限り係争物品等を掲載しており,より鮮明に条文と具体的な実務とをイメージできるようにも記載されている。
コンメンタールで調べ著作権法をストックしていく手法は実務家であれば著作権法に限らず,自分の知らない法律をストックしていく手法として行われていると思うが,その方法であると思わぬ見落としが生じることも著作権法の怖いところである。そのため何らかの体系書で見落としを防ぐ必要があるが,本書は薄く広く抑えているという点でお勧めできるであろう。

うみ亀・弁護士

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